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Top Image Fujin

Fujin representing an impression

説明書 4 透明度と合成(重ね焼き)

透明度の扱い

変換時、透明度は変更しません。
元の画像(オリジナル)の透明/不透明を引き継ぎます。


画像1 透明あり(イラストAC 風神)
透明部分は黒で表示されます。



画像2 透明なし


画像1に画像2を重ね焼きした画像
画像1の透明度を引き継ぎます。
透明部分はそのまま透明になります。
風神のイラストは重ねた風景が加算されています。



画像2に画像1を重ね焼きした画像
画像2の透明度を引き継ぎます(画像2は不透明)。
画像1の透明部分は透過して下の風景が出ます。
風神のイラストは重ねた風景が加算されています。

単純な合成


画像1 先ほどの画像です。

画像1を読み込んでマスク作成で二値化します。
今回はイラストの黒(透明部分)のみ消すので、しきい値は1です。
でき上がった画像を保存しておきます。

今度は画像2の風景写真を読み込みます。
画像2の風景写真をネガポジ反転します。

先ほど作成した二値化画像を覆い焼き(重ね焼き)の下に読み込みます。
覆い焼き(重ね焼き)にチェックを入れてスライドバーを重ね焼きに合わせて変換します。
(重ね焼きのときは他の設定は無視されます。)
変換した画像を再度ネガポジ反転します。


ここまでで、できた画像

この画像に画像1のイラストを重ね焼きします。
(画像1のイラストを覆い焼き(重ね焼き)の下に読み込みます。)
スライドバーは重ね焼き側です。
変換ボタンを押して完成です。


完成

少し複雑な合成


伊達政宗 photoAC


青と赤の炎エフェクト背景 photoAC

どちらも不透明な2枚を合成してみます。


合成した画像
重ねただけで繋ぎ目の仕上げの処理はしていません。

手順

はじめに伊達政宗の像を二値化します。


二値化した画像

お絵かきソフトで銅像を塗りつぶします。
(今回使用したのはWindows付属のペイントです)


塗りつぶした画像

ネガポジ反転をします。


ネガポジ反転した画像

合成後に彩度を上げた方が銅像が引き立つので「青と赤の炎エフェクト背景」の彩度を70%に下げておきます。


彩度を下げた画像

単純な合成と同じ要領で「青と赤の炎エフェクト背景」をネガポジ反転して銅像のネガポジ反転画像を重ねます。
できた画像をネガポジ反転して保存します。


ここまでで完成した画像1

銅像も同じ要領でネガポジ反転して塗りつぶした画像を重ねます。
できた画像をネガポジ反転します。


ここまでで完成した画像2

この2枚を重ねて彩度を180%にすると完成です。


合成した画像

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2022 日本製